116回 A-15
口臭検査で、官能検査と比較したガスクロマトグラフィー検査の特徴はどれか。
1 つ選べ。
a 実施が簡便である。
b 結果の再現性が高い。
c 多様な有臭成分へ対応できる。
d この検査結果単独で診断できる。
e 患者の直前の飲食に左右されやすい。

解答:b
解説:
官能検査⇒人の嗅覚に頼る検査のため人が変わると結果が違ってくる。
ガスクロマトグラフィー⇒歯周病菌が出すガスを測定する。揮発性硫化物(硫化水素、メチルメルカプタン、硫化ジメチル)の濃度を測定する。
116回 C-85
81 歳の男性。舌の汚れを主訴として家族とともに来院した。 8 年前に診断され
た慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉に対して気管支拡張薬、 3 年前に診断された
Alzheimer 型認知症に対してコリンエステラーゼ阻害薬を処方されているという。
口腔内検査では歯と歯周組織には異常を認めなかったため、家族に対して口腔衛生
指導を行った。初診時、 2 週後および 4 週後の舌の写真(別冊No. 36)を別に示す。

改善が期待できるのはどれか。 1 つ選べ。
a 口 臭
b 咬合力
c 嚥下機能
d 呼吸機能
e 唾液分泌

解答:a
解説:コリンエステラーゼ阻害薬→認知症治療薬
写真を見ると舌苔が徐々に減っている。なので口臭が期待できる。
116回 D-43
舌苔に起因する生理的口臭と診断された患者への対応で適切なのはどれか。
2 つ選べ。
a 定期的な口臭検査を勧める。
b 水による頻回の洗口を指導する。
c 口腔衛生管理の必要性を説明する。
d 心療内科を受診するよう助言する。
e 臭いを生じる食品の摂取を禁止する。

解答:a c
解説:
a 定期的な口臭検査を勧める。⇒口腔衛生がうまくいっているかみる
b 水による頻回の洗口を指導する。⇒舌ブラシも使ってね。
c 口腔衛生管理の必要性を説明する。
d 心療内科を受診するよう助言する。⇒舌苔の原因をまず探ろう。
e 臭いを生じる食品の摂取を禁止する。⇒ひどすぎない?
116回 D-46
口臭検査で主に検出された揮発性硫黄化合物のうち、メチルメルカプタンの比率
が高くなると考えられるのはどれか。 1 つ選べ。
a 仮性口臭
b 生理的口臭
c 歯周病由来の口臭
d 糖尿病由来の口臭
e 尿毒症由来の口臭

解答:c
解説:
a 仮性口臭:患者は訴えるが限度を超える口臭は認めない
b 生理的口臭:硫化水素が原因
c 歯周病由来の口臭:ポルフィノモナスジンジバリスなどが原因
d 糖尿病由来の口臭:アセトン臭
e 尿毒症由来の口臭:アンモニア由来
消化管由来の口臭はジメチルサルファイドが原因
14回 A-21
歯周炎を認めない真性口臭症患者のガスクロマトグラフィー検査結果を図に示
す。
検出された物質①〜③の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
① ② ③
a 硫化水素 メチルメルカプタン ジメチルサルファイド
b 硫化水素 メチルメルカプタン アンモニア
c メチルメルカプタン 硫化水素 ジメチルサルファイド
d メチルメルカプタン 硫化水素 アンモニア
e メチルメルカプタン ジメチルサルファイド アンモニア

解答:a
解説:
アンモニアは検出しない。
まず初めに硫化水素が検出されるので①
歯周炎に起因する口臭はメチルメルカプタンの方が硫化水素より多い。